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新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

新潟県の休職者の実態

 県は新潟市を除く、県内の公立学校教職員についての休職者数を発表しました。病気による1か月を超える長期病気休暇及び休職者です。

 令和元年度の休職者等は前年度328人から322人になりました。
 疾病分類別で最も多いのが、精神疾患で177人。内訳は長期病休休暇が92人、休職者が85人でした。前年度は176人で、長期病休休暇が72人、休職者が104人になっていました。次いで、多いのが新生物(ガン)で45人。前年度は38人でした。
 過去5年間を見ても、休職者等の約4~5割を精神疾患が占めており、全教職員に対する精神疾患による休職者の割合は上昇傾向にあります。

 <5年間の全休職者数と精神疾患の割合>
 平成27年度  295人  133人  45.1%
 平成28年度  291人  153人  52.6%
 平成29年度  277人  148人  53.4%
 平成30年度  328人  176人  53.7%
 令和元年度   322人  177人  55. 0%

<5年間の全教職員に対する精神疾患の割合>
平成27年度   0.82%
平成28年度   0.95%
平成29年度   0.93%
平成30年度   1.12%
令和元年度    1.14%

 県教委は精神疾患増加に対して、メンタルヘルス対策しか行っていません。
 教職員本人のセルフケアや管理職によるラインケアの研修の実施、臨床心理士等の相談体制の充実、ストレスチェックの実施など、教職員の健康管理対策の取組みです。
 精神疾患増加によるメンタルヘルス対策だけは新潟市教委も同じです。

 なぜ教職員の精神疾患が多くなっているのか教育委員会はしっかりと分析し、要因を解明すべきです。
 仕事が多いために、教職員が多忙化で長時間労働を余儀なくされています。各教育委員会の出退勤調査では、教職員は正直な時刻を報告していません。県教委も新潟市教委も、法律でタイムカードを取り入れることを義務づけられていますが、財政上の理由で導入していません。

 子どもの変容や保護者対応で精神的に疲弊している教職員にどのような施策を各教育委員会はするのでしょうか。
 抜本的な解決は、20人以下の少人数学級を早急に実現し、正規の教職員を増やすことです。この行政的解決をしないで、メンタルヘルス対策だけに終始することは許せることはできないでしょう。
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コメント

精神疾患による休職者が出ると講師を配置しなければいけませんが、教員採用試験の倍率低下により講師の数が減少しています。今年の教員採用試験受験者には、合否の判定が出ていないのにも関わらず、講師登録の案内が受験票とともに同封されていたようです。教務主任や教頭が担任を持つことでその場しのぐことでさらに多忙化が促進します。積極的な財政出動による学校現場の多忙化を解消するための対策が早急に求められます。

  • 2020/09/12(土) 18:37:28 |
  • URL |
  • 出席番号774 #-
  • [編集]

 毎月のメンタルヘルス調査、本当の事を書くと、管理職はこちらに関わろうとしないので、本当の事は書かない。

  • 2020/09/12(土) 20:14:38 |
  • URL |
  • 出席番号774 #-
  • [編集]

新潟市教委の再送信

 新潟市教委は4月30日までに送信した今年度の教育課程届と校務分掌を9月中に再送信するようにという依頼を各学校にしてきました。
 再送信の理由も何も書いてありません。
 市教委の多忙化解消をする姿勢を疑ってしまいます。

  • 2020/09/14(月) 19:14:47 |
  • URL |
  • 管理人 #-
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