新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

周年行事

 新潟市・新潟県の小中学校では創立70周年、80周年の行事を行っている学校が多くみられます。学校の歴史を考えることはとても大切なことです。その学校、学校には伝統というものがあります。その伝統を発展させるためにも周年行事を位置づけているのでしょう。周年行事が学校の発展に寄与するかどうかが重要なことといえます。
 しかし、一番大切なことは現在、在籍している子どもたちにとってどれだけ周年行事が教育上、効果があるかということです。講演会やシンポジウムなどを行い、工夫はされていますが、子どもたちにとって周年行事が今後の教育活動に生きているかどうかが問われています。
 学校教育の最大の命は授業です。授業時間の確保は各学校の課題になっています。土日に周年行事をすれば、授業時間数がとられてしまいます。その上、代休日がありますから、2日間、授業をしない日があるわけです。もちろん、学校は授業だけでなく、行事も大切なことはわかります。しかし、子どもの主体の行事かどうかで精選する必要はあります。
 間違っても大人の論理が先行することは避けたいものです。その学校の校長の退職に合わせて、周年行事を組むようであれば、本末転倒というべきでしょう。校長の退職、異動に照準のための周年行事であれば、言語道断です。
 小中学校は地域のなかにあります。学校と地域の関係で、どのように創立したかみていくことが日頃の教育活動で大切です。校舎が移転して2代目の学校もあります。「なぜ校舎が移転したのか」というテーマがそこにあります。高度経済成長のときに、子どもの数が増加し、創立していく学校もあります。新潟地震の折に、学校に子どもの作文がたくさん残っているところもあります。日常の教育活動で、自校の学校の成り立ちを学習することは、周年行事などのイベント以上に有効といえます。
 日常の学校教育を重んじ、周年行事をしないという勇断ができる校長も時代が望んでいます。
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