新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

9月1日

 普通、9月1日は新学期が始まる日付です。しかし、新潟市などは2学期制が多く、8月下旬には夏休みが終わって、学校が始まっています。しかし、テレビなどをみていると、9月1日に焦点をあわせて、子どもの自死や不登校の心配や対応について報道しています。つまり、全国的には2学期制は2割(横浜・川崎・仙台・新潟・長岡・柏崎など)しか実施していないです。

 新潟県にとって、今年の9月1日は別の意味があります。小学校の道徳教科書が全県12区で、8月31日までに採択教科書が決まります。9月1日には情報公開をすると県教委は明らかにしています。
 新潟市や長岡市、燕市、五泉市などは採択教科書がすでに分かっていますが、全国的にも問題になっているK社が採択されるかどうかが注目の的です。特に、K社の著作者に上越教育大学の教授がなっていますので、米山以西の公孫会の強い地区でK社が採択されるかどうかということがあります。小5の道徳教科書に安倍首相の写真があったり、補助教材に30人もの人物(二宮金次郎、勝海舟など)を取り上げていることが全国的に問題になっています。

 8社ある道徳教科書は定番と呼ばれている読み物資料が同じ教材が使われています。特に、「手品師」「かぼちゃのつる」の2つの教材はどの研究者も取り上げています。この教材をお読みになってもらいたいと思います。
 文科省は道徳は「考え、議論する」道徳を奨励しています。教師が決まった価値観に子どもを誘導することを戒めています。その意味で、教科書会社も準備不足から、自省していますが、教材そのものを検討していくことが大切です。来年度の中学校の道徳教科書、3年後の小学校の道徳教科書には改善がされることを望みます。

 今回の小学校道徳教科書採択で特徴的なことは、全国的に市民団体の情報公開申請に対して、各教委が「公開」で対応していることがみられます。
 全国的に教科書採択の公開請求は以下の6項目になっています。
 1 委員名簿、調査員名簿の公開 2 協議会に提出された資料の提出 3 協議会の各教委に対する答弁書(案)
 4 1〜3の決裁書  5 教科書展示会アンケート   6 採択にかかわる団体や市民等からの要望など書類
 新潟県の12区で、どの地区でも上記の1〜6が今回の小学校道徳教科書採択にかかわる情報公開をすべきです。

 教育委員会は教科書採択は平成29年3月28日付、文科省初等中等教育局通知「教科書採択における公正確保の徹底等について」の通知に基づいて行っていると回答しますが、教科書会社と癒着せず、子どもの実態からよりよい教材、教科書を選ぶわけですから、密室ではなく、透明性をもつ教科書採択を心がけることが求められています。
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