新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

学校はブラック?ー中学教諭57%過労死水準

 4月29日(土)、各新聞は一面に北朝鮮のミサイル発射の失敗と中学教諭6割過労死ラインを記事にしました。
 文科省は28日に学校内勤務時間が週60時間以上の教員が小学校33.5%、中学校で57.7%に上るとする2016年度の公立校教員の勤務実態調査結果(公立小中学校400校抽出)を公表したことを受けたものです。教員の時間外勤務は法律では限定されていますが(給特法限定4項目)、有名無実化して超勤の深刻さが浮き彫りになりました。松野文科相は「看過できない実態が客観的に裏付けられた」と述べ、中教審に働き方改革の検討を求める方針を示しました。
 上記の週60時間以上の勤務は、厚生労働省が過労死の労災認定の目安としている月80時間超の残業に相当します。教諭だけでなく、教頭・副校長も週60時間以上だったのは、小学校で62.8%、中学校で57.9%に上りました。
 特に中学校教員が5時間以上、週勤務時間が増えました。また、若い世代ほど勤務時間が長い傾向が見られました。土日1日の学校内勤務時間は、平均で小学校が1時間7分、中学校が3時間22分でした。中学校は1時間49分増えており、内訳は部活動が2時間10分(1時間4分増)を占めて、大きな要因になっています。土日には持ち帰りの業務は小学校で1時間8分、中学校で1時間10分あり、出勤しなくても仕事をしている教員が多い実態がうかがえました。
 新潟市、新潟県は今年度、教職員の長時間勤務の要因把握の必要性から、出退時刻を記録することをしています。教育委員会が教職員の勤務実態を把握しようとすることは画期的ですが、実態調査で裏付けられなくても超勤の実態は今まででほぼ明らかになっています。新潟市内ある特定のいくつかの中学校では教員の帰りが午後11時や10時過ぎになっているのは市内の大半の教職員がわかっています。A中学校の校長もその実態をわかっていて、「今年は9時過ぎには帰宅する」ことを指導しています。B中学校内では「うちは学級担任になる女性教員は独身の方ではできない」とまで言われています。部活動の超勤は当たり前ですが、それ以上に学校体制で小中学校で超勤が放置されている実態があります。
 中部地方の大都市の附属小中学校には昨年度、労働基準監督署が2回入りました。新潟市や新潟県の各学校も労働基準監督署が入って実態を調査しなければならないのでしょうか。
 新潟市教委・県教委は実態調査で甘んじないで、超勤を解消する方策を実施することが求められています。そして、市教委や県教委自体が超勤をしないことも必要です。
 学校現場が日本国内ではブラック企業以上だという声があります。
 
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  • 2017/05/01(月) 20:43:32 |
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