新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

全国学力テストー新潟、全国への影響

 18日に全国の小学6年生と中学3年生全員が国語と算数・数学の2教科の学力テストを受けます。
 「全国の平均点よる上に」「昨年の平均点をこえろ!」と全国では過去の問題や類似問題を繰り返しやらしています。テストの点数を上げることが至上命令になり、「本来やるべき授業ができない」との声が学校であがっています。新潟も含めて、点数がトップの秋田方式の「課題」「まとめ」「ふりかえり」といった授業の画一化が進んでいます。
 文科省は学力テストは「子どもの学力状況を調べる」ためで、競争をあおっていないと言っていますが、今年度から各政令市指定市の平均点の公表もすることになっています。点数アップが最重要課題であるかのようにした責任は文科省です。状況の調査なら、統計学から言って3%くらいのテスト実施で「子どもの学力状況」はわかります。
 昨年度、岡山では学力テストの点数の上の学校に予算100万円計上するとか、青森のように校長会の席順を学力テストの成績順にするといった驚くべき実態が報告されています。
 文科省はテスト導入のもう一つの理由に「教育指導の改善」をあげていますが、これも成り立ちません。テストの結果がわかるのは実施後、数ヶ月も後のことです。答案は返却されず、問題ごとにできたかできなかったかを示す「個人票」が渡されるだけです。子どもは自分がどこをどう間違えたかわからず、教師も具体的な指導をすることはできません。
 文科省は新学習指導要領で、「主体的・対話的で深い学び」を主張していますが、教師が「点数対策」の授業を強いられていては、「深い学び」すら保障できません。教師が自主的に相違工夫した授業を自由を奪われているのは重大です。 そもそも新潟にもおいても授業だけでなく、教師の自由がなくなっています。下越のある大規模な小学校では若い教員は「ハイ」と「喜んで」という2語しか許されていないことや中越のある小学校では若い女性教員が全教員の朝のお茶出しをしているビックリする実態がわかっています。新潟はまだ封建制度なのかと思ってしまいます。これでは文科省が提唱する「主体的・対話的な深い学び」の実現などは自由のない教師ではできないことでしょう。
 全国学力テストは毎年50億〜60億円かかっています。ある教育産業が文科省から委託を受けて実施しています。その癒着についてはマスコミなどは何も報道しません。予算を35人学級の完全実施などに回し、学習が遅れがちな子どもへの丁寧な支援をができるようにすることこそ本道です。子どものための教育条件整備にお金をかけることが、教師の創意工夫の自由を保障することになります。
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

オスプレイ1機は200億円。学力テスト約4回分に相当します。どちらもやめて教育予算にまわしたら。

  • 2017/04/25(火) 23:55:34 |
  • URL |
  • 平教員 #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://nctu.blog28.fc2.com/tb.php/481-3eda252c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

FC2カウンター

本日までの出席者数

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

最近の記事

カテゴリー

プロフィール

note111

Author:note111
管理人。
ブログ初心者。

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する