新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

2017年度教職員人事異動

 2017年度教職員人事異動の分析を作成しました。みなさんご覧ください。

 県教委と新潟市教委は4月1日付の教職員人事異動を発表した。
異動人数は計5531人で、昨年度より551人増えた。新採用の校長は計127人
で、昨年度より6人増えた。県教委によると、小中学校と特別支援学校の異動は、昨年度比350人増の3487人。校長の新採用は同1人増の85人で、教諭の新採用は同76人減の221人であった。高校と中高一貫校の異動は887人で、昨年度比38人減。校長の新採用は同3人増の11人だった。教諭の新採用は28人で、同19人減となった。 新潟市教委は市立の小中学校、特別支援学校、高校、中等教育学校で昨年度比239人増の1157人の異動。校長の新採用は31人で、同比2人増えた。教諭の新採用は同比15人増の78人であった。
 県教委教育次長は現職のままで58歳の新潟高校校長から異動し、新潟高校には高校教育課長からの異動となった。新潟市教委教育次長は従来、高校畑と行政畑の2人であったが、高校畑は巻高校へ異動。次長には教職員課長⇒小針中校長(2年)⇒教育委員会事務局・教育政策監⇒次長からの異動であった。前ときわ会会長で、小学校畑である。
 新潟市は政令市移譲に伴って、教職員課を学校人事課と教職員課の2つに分かれた。課長は前者がときわ会(小学校校長畑)、後者は行政畑である。本人の内示も新潟市教委は県教委より1日早くなった。

1 校長   新聞記事の顔写真は意味がある(新聞は新潟日報による)
(1)高校 11人(昨年度9人) 県庁17階最優先
 顔写真は3列4段になっている。上段右から高校の格付けが上である。高校の格がこの顔写真でわかる。新潟、長岡、糸魚川、江南(従来、新潟大学出身者)、分水(女性)、佐渡、巻、加茂農林、津南中等、高田北城、万代高校の順になっている。
 見出しは大見出しが新潟、小見出しが長岡と糸魚川になっている。
 高校の異動は県教委高校教育課、保健体育課からの異動が多い。
 新潟市教委の高校畑ポストは支援課指導主事⇒津南中等⇒三条商業、次長は巻、教職員課管理主事は市立万代へ異動した。次長クラスは代々、新潟中央、高田、新発田などへの異動からみると、今回は同レベルの格とはいえない。
(2)中学校 5人(昨年度も5人)
新発田第一(ときわ)、加茂(新陽)、見附(ときわ)、山の下(公孫)
黒埼(新陽) ときわ会2人、新陽会2人、公孫会1人
 新発田第一は下越教育事務所長からの異動。加茂と山の下は高校同期。加茂は新陽の出城である上越城東からの異動。見附は長岡旭岡から異動。中越のときわ会の中学校は格が長岡南がトップで、見附と小千谷が同列の2番目。公孫会の山の下は新潟のトップ。
 教育委員会の出入りの異動が目立つ。ときわ会では亀田西、小合、新発田第一などへの異動。新潟小合は新潟市教委から異動して、2代続けて市教委へ異動する。大江山は市教委の総務課、西川は教職員課へ異動している。
 新陽会は新潟市教委から新津第二、黒埼、月潟へ異動している。新津第二から1年で支援課指導主事へ異動。なお、金津はときわ会から新陽会へポスト替えになっている。新陽会は長く教頭をしていた方を校長に昇任している。関屋や曽野木の教頭が坂井輪、金津の校長へ異動。
 公孫会は新潟市で異動が目立った。白根第一⇒山の下、巻東⇒白根第一、木崎⇒巻東、下山⇒木崎、西内野小⇒下山(中之口中から2つ小学校を経て異動)。トップの山の下が教育委員会出身者ではないのは異例であった。中学校トップの上越城西は上越教育事務所所長から異動した。再任用は春日と中里の公孫会2人。
 南魚沼市教委管理主事は2人、ときわ会、公孫会で棲み分けしている。前者が大和、後者が六日町へ異動する。まさに北緯38度線。長岡山谷沢小⇒南魚沼市教委管理主事へ異動している。元来、中学校畑なのでその後、大和か湯沢への異動が予想できる。
 柏崎市教委学校教育長は公孫会で、柏崎第一へ2代続けて異動。柏崎のトップ。
(3)小学校 5人(昨年度比7人)
上越大手町(公孫会)、東本町(公孫会:女性)、長岡新町(公孫会:女性)
浜浦小(ときわ会)、早通南(ときわ会:女性) 公孫会3人、ときわ会2人
 上越大手町は県教委義務教育課長から異動。義務教育課長は県教組の委員長、副委員長、書記長、厚生財団理事長と同じでときわ会と公孫会が交代で就任する。
 公孫会は小学校が大手町、中学校が城西がトップ。小中とも公孫会はトップ交代になった。大手町以外、上越高士、高田西は教育委員会から異動した。
 ときわ会も教育委員会出身者が強い。早通南、日和山、大通、南万代、茨曽根は新潟市教委から異動。市教委指導主事⇒新津第一教頭⇒木崎の異動といったワンクッションおいた異動もある。文部科学省国立教育政策研究所から新津第三へ異動(住居は小須戸)。下越教育事務所課長から新通へ異動。市教委への異動は木戸、両川、茨曽根、小瀬。茨曽根は市教委へ異動し、市教委から異動してくる。三条小が裏館小に統合されたが、裏館には中越教育事務所副参事が異動した。三条のトップである三条小が消滅した。各市教委からの異動もときわ会の定番なっている。加茂市教委学校教育課長は田上羽生田、新発田市教委学校支援課長は猿橋(元県教組委員長)。後者の後任は胎内築地中学校校長から異動する。大学からの異動もあった。上越大准教授から木戸、新潟大学准教授から江南へ異動した。今後、教職院大学の創設により、ときわ会、公孫会とも大学からの異動が多くなっていくだろう。江南への異動は中学校畑。校種の違いは大きな障壁になる。
 特筆すべきはときわ会で新潟市の小針が2年連続で再任用の校長が続いた。5年目。
 新任の再任用は新発田外ヶ輪⇒住吉はときわ、浦佐(同学校)は公孫で各1人。公孫は女性。各市町村の教育長にも校長退職が赴任している。
 湯沢町の新教育長は城内小⇒小千谷小(退職)⇒湯沢町教委管理主事から就任した。
(4)特別支援学校  2人(昨年度は1人)
上越特別支援学校(県東特別支援学校から 公孫会)、江南高等特別支援学校(新潟大学付属特別支援学校副校長 ときわ会)公孫会1人、ときわ会1人
新潟市に県立、市立特別支援学校が多い。市立の東西、県立江南高等はときわ会。江南高等がトップ。県立の東、はまぐみ、盲は公孫会。聾は高校畑。市立西特別支援学校の校長は同学校で再任用。
(5)学閥のバランス
小中学校、特別支援学校の顔写真はときわ会5人、公孫会は5人、新陽会2人であった。ときわ・公孫会は各5人でバランスを保っている。小学校は公孫会、中学校はときわ会、特別支援学校は公孫会がトップになっている。写真の順は小学校は上越、中越、新潟。中学校は下越、中越、新潟になっている。特別支援学校は上越、新潟である。
(6)子どもより大人の事情では教育は困るのではないか
 小中学校、高校でも58歳で異動する。2年しかその学校に赴任しない。中高校では一緒に入学した生徒が卒業する姿をみない。これで学校教育ができるのだろうか。子ども優先とよく叫ぶ管理職がこれでは新潟の教育は危機といえる。

2 教頭
(1)中学校  校長昇任は苦難の道、明暗の分かれ目ー新潟市の場合
 ①光 
 <ときわ会>  教頭3校 光晴⇒下山⇒上山⇒大形校長
         教頭2校 石山⇒松浜⇒西川校長
見附今町⇒新潟市教委
 <新陽会>   教頭3校 関屋⇒坂井輪⇒曽野木⇒金津校長(住所:小須戸)
         総合教育センター7年⇒月潟校長
         関屋教頭5年⇒坂井輪校長
         臼井教頭(58歳)⇒巻西校長
 ②暗     
<ときわ会> 聖籠⇒猿橋(58歳 住所:新潟市)
小須戸⇒上山⇒葛塚⇒赤塚
<新陽会> 二葉⇒新津第一5年⇒市総合教育センター
(2)小学校  
 ①公孫会は校種を交流する
         青海中⇒糸魚川大野小     城西中⇒小猿屋小
大江山中⇒山潟小
 ②ときわ会の校種の交流人事は早い  白新中⇒小針小教頭1年⇒新潟市教委
(3)特別支援学校  市立東特別支援学校教頭は再任用。

3 主幹教諭   教頭への道ながら学閥のバランス
(1)中学校
  公孫会3人  城西・春日・新井 
ときわ会3人 三条第一・燕吉田・内野(女性)
  新陽会1人  藤見
(2)小学校 
  公孫会5人  糸魚川・大島・関原・亀田西(中学校畑)・上山
  ときわ会9人 黒条・上川西・燕西・猿橋・五泉・上所・小針・五十嵐・巻北
小中主幹21人なか新潟市は8人。

4 新潟市政令市移譲の人事異動  市外3年勤務で必ず市内異動
(1)中学校 
 ①例をみる
<ときわ会>鳥屋野9人異動:市外からの異動5人。1人は木崎から公孫会。
              長岡南・小出・五泉北・笹神・五泉山王
大形5人異動。市外4人。五泉・京ヶ瀬。新発田第一・岩船
<新陽会> 新津第一6人:市外からの異動は3人。六日町・新発田第一・田上
②市内異動 社会科のときわ会異動
聖籠⇒亀田西⇒東新潟⇒内野⇒小新⇒大形
 ③長い冬から新採用
亀田(体育)講師時代は新陽会の学校まわる
鳥屋野(社会)講師時代はときわ会の学校をまわる
 ④市外異動
  白根北⇒三条第二  寄居⇒三条第二  東石山⇒三条第四(公孫会)
黒埼⇒三条第四  小針⇒柏崎第二  新津第一⇒見附西  光晴・小針⇒田上
白根第一⇒燕小池  白南・小針⇒分水  新津第二⇒燕吉田
五十嵐⇒弥彦  黒埼⇒新発田第一  葛塚⇒紫雲寺  加治川⇒関屋
白新・山の下・松浜⇒五泉  小須戸・巻西・関屋⇒村松桜  藤見⇒安田
新津第二・濁川⇒京ヶ瀬  大形⇒笹神  鳥屋野⇒聖籠  濁川⇒中条
新津第二から京ヶ瀬への異動⇒新陽会で新潟市生徒指導の事務局
東石山から三条第四への異動⇒公孫会で新潟市陸上競技の副部長
(2)小学校
 ①例をみる
<ときわ会>新通11人異動。市外からの異動7人。
             長岡新町・嵐南・加茂石川・広神東・燕西・弥彦・五泉南
<公孫会>鳥屋野4人異動。市外から異動3人。三条保内・柏崎比角・弥彦
(3)小中交流人事
 横越中・新津第五中・上山中⇒万代高校     
 小新中2人(女性1人)⇒市立明鏡高校
(4)特別支援学校
  小中からの異動 市外異動とみなすのか?
<市立東>中学校:大江山2人・石山・東新潟・燕、
     小学校:青山・燕北・亀田東・南万代
<市立西>中学校:西川2人・赤塚・曽野木・岩室
小学校:真砂・東青山・大島

5 小学校は組合経験者のオンパレード
(1)校長  赤塚⇒東青山:新潟市教組副委員長、前任校長も組合経験者
燕吉田北⇒五泉南 新潟市執行委員  上教大⇒木戸 新潟市執行委員
鏡淵教頭⇒小林 新潟市執行委員  茨曽根⇒市教委 新潟市執行委員
新発田市教委学校教育課長⇒猿橋 県教組委員長
加茂市教委学校教育課長⇒羽生田 県教組書記次長
(2)教頭  馬場⇒燕市教委 県教組執行委員・副委員長
(3)主幹  下山⇒上所  北新書記長・新潟市委員長
                        (1)~(3)すべてときわ会 
(4)公孫会 中学校 塩沢教諭⇒見附西教頭 県教組執行委員
越路教頭⇒長岡西教頭 長岡書記長
※長岡書記長は公孫・ときわ会交代制

6 割愛人事はおかしさ
(1)中学校
・弥彦村教育委員会へ上越城北中から2人異動。弥彦小は下越の公孫会の牙城。
・小千谷⇒廃棄物対策へ どういう仕事をするのか?
(2)小学校
・南魚沼市教委管理主事  第一上田小(公孫)と長岡山谷沢小(ときわ会)各1人。 (3)新潟市教委総務課
  転勤:ときわ会⇒亀田西中校長   新陽会⇒新津第二
  異動:ときわ会:大江山中・茨曽根小  ※新陽会ポストなし⇒金津中へ 
  ※割愛は「教育委員会」と「附属学校」オンリー

7 再任用への道
(1)高校     教諭7人
(2)中学校  新潟市以外 教諭16人(女性6人)、養護教諭1人、事務主幹1人
 新潟市13人(ときわ会5人、新陽会2人、女性5人)
(3)小学校    新潟市以外 教諭59人(津川中校長⇒五泉)、事務主幹2人・主任          4人、養護教諭3人
          新潟市 教諭26人、事務主幹1人、養護教諭1人
(4)特別支援学校 教諭8人              
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コメント

間違い

 人事異動分析で少し間違いがありました。まずは小学校の顔写真で長岡新町小の女性校長は公孫会ではなく、ときわ会でした。顔写真は公孫会2人、ときわ会3人です。2つ目は新津第一の教頭は5年ではなく、3年の勤務でした。

  • 2017/03/28(火) 21:40:13 |
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  • 小生 #-
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