新潟教育

新潟市の教育を教職員の組合活動を通して考えていきます。 中の人は複数。関心もそれぞれ。多彩な内容を目指して。

アクティブ・ラーニング

 中教審の答申の目玉は「アクティブ・ラーニング」です。授業方法を文科省が推進している事実は大きな問題です。これを固定化することは子どもの実態を無視しているといえます。

 県内の小中学校は学力1位の秋田方式を取り入れて、授業は「課題」「まとめ」「ふりかえり」を定番にするように教育委員会では指導しています。公開授業をみていると、どの授業もこの方式で実践を行っています。
 その上で、今度はアクティブ・ラーニングを行えと文科省を始め、教育委員会は推進しています。
 そもそもアクティブ・ラーニングは大学から始まりました。小中高校でも「教科書・黒板・チョーク」しか使わない授業への批判にもなっています。特に、高校の講義式授業への批判といえます。
 アクティブラーニングを否定するものではありません。しかし、現在行われている授業は子どもを動かすことで満足しているようにみえます。これは教育史で「はいまわる経験主義」という時代があったことを思い出させます。
 授業は教育目標・内容、学習形態・方法、教材・教具、教育評価の4構成で成り立っています。教育目標・内容と教育評価(アウトプット)は変わりません。ここが大学の授業との大きな違いです。小中高校の授業は学習形態・方法と教材・教具だけ変えて授業変革をしようとしています。その中心がアクティブ・ラーニングです。
 その1つの方法でジグソー法が授業形態で流行しています。これは白人と黒人を話し合わせる方法でした。授業ではそれぞれが別の主張する子どもをグループにして話し合わせます。最大の課題はグループ、班では協議させますが、クラス全体で討論をしません。ここに「はいまわる経験主義」といえる子どもを動かすことしか主題にしていないことがわかります。
 秋田方式と固定化したアクティブ・ラーニングは子どもの主体性の開発する可能性より、教師が持っている結果を子どもに追試させる授業といえます。
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コメント

教育で育もうとする子どもの理念を共有するのは大事。でも、方法を画一化するのはおかしい。それぞれの教員の創意工夫が無くなり、現場が萎縮するのは明らか。学校がどんどんつまらなくなってきている。

子どもより教育委員会の方を向いている校長が増えてきた。観察していると子どもと接している時間より、校長室で電話している時間の方が圧倒的に長い。もっと現場を見ろ、現場の実態を大事にしろ、本当に必要なものは何か自分で感じ取れと言いたい。教育委員会の言葉を伝える伝書鳩校長は不要。

某学閥の研修会も教育技術法則化ばかりでそれにそぐわないものは叩かれる。カルト教団のような不気味さを感じる。

  • 2016/09/15(木) 23:41:48 |
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  • 774 #Qky26As2
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